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日本財団パラアスリート奨学金授与式―11名の第3期生決定! (2019/4/28 政治山)

 日本財団(東京都港区、会長笹川陽平)は、パラリンピックなど世界レベルで活躍するパラアスリートを養成する「日本財団パラアスリート奨学制度」を日本体育大学に設置、第3期生が決定し、奨学金授与式を行いました。

 本奨学金制度は日本体育大学グループ(大学、付属高校及び設置高校(北海道、千葉、静岡))に在籍する学生・生徒を対象に給付し、2020年を見据えて50人のパラリンピアンの養成を目指します。

 大学における障害者スポーツに特化した奨学金制度としては国内最大規模(上限10億円)。学費・生活費に加えて選手の自己負担になりがちな遠征費や用具費を支援することで、次世代のパラリンピアンを目指す若手選手の活動を全面的に支えます。

 この度の授与式では、第3期生11人の奨学生に証書を授与しました。平昌パラリンピック出場経験を持つ高橋幸平選手(スキー アルペン)やインドネシア2018アジアパラ競技大会で第2位の成績を残した赤石竜我選手(車いすバスケ)など今後のさらなる活躍が期待される若手選手が揃いました。

日本財団の笹川陽平会長から奨学生証書を授与

写真は第1期生の奨学生証書授与の様子

日本財団パラアスリート奨学金授与式の概要

日時:2019年4月16日(火)15:00~16:00(受付 14:30~)
場所:日本体育大学 東京・世田谷キャンパス 教育研究棟5階中会議室
内容:
(1)挨拶 笹川陽平(日本財団会長)
(2)挨拶 松浪健四郎(学校法人 日本体育大学理事長)
(3)授与式
(4)奨学生代表挨拶 吉越奏詞(パラ馬術)
(5)奨学生の紹介 対象者については、【別紙】をご参照ください。
(6)フォトセッション

日本財団パラアスリート奨学金について

 日本財団パラアスリート奨学金は、日本体育大学及び日本体育大学附属高等支援学校など、学校法人 日本体育大学の設置校に在学する身体障害または知的障害のある学生・生徒で、パラリンピック、オリンピックなどの世界レベルにおける活躍が期待できると認められる方を対象とした給付型の奨学金制度です。2017年に開始し、2020年に向けて50名のパラアスリートを養成することを目指しています。

対象者:日本体育大学及び日本体育大学付属高等支援学校(2017年度北海道に開校)を含む日本体育大学グループに在学する、身体障害または知的障害(高等支援学校のみ)のある学生で、世界レベルでの活躍が期待できると認められるもの。
給付金額:1人当たり500万円程度
使途:学費、寮費、生活費、遠征費・用具費等

2019年度第3期生について

1.三元 大輔(大学院1年)滋賀県出身
種目:車いすバスケ
主要競技成績:2017年全米大学選手権 優勝、2018年全米大学選手権 3位

2.友野 有理(大学1年)兵庫県出身
種目:パラ卓球
主要競技成績:2017アジアユースパラ卓球 2位

3.宮城 実来(大学1年)沖縄県出身
種目:デフサッカー
主要競技成績:第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会日本代表 優勝

4.笹原 拓歩(大学1年)福岡県出身
種目:パラ陸上競技(車いすレーサー)
主要競技成績:2017アジアユースパラ陸上競技 日本代表

5.高橋 幸平(大学1年)岩手県出身
種目:スキー(アルペン)
主要競技成績:平昌パラリンピック 出場

6.吉越 奏詞(大学1年)東京都出身
種目:パラ馬術競技
主要競技成績:世界馬術選手権パラフリースタイル 6位

7.赤石 竜我(大学1年)埼玉県出身
種目:車いすバスケ
主要競技成績:インドネシア2018アジアパラ競技大会 2位

8.吉田 知樹(大学1年)青森県出身
種目:パラ陸上競技
主要競技成績:第29回日本パラ陸上競技選手権 優勝

9.新保 大和(大学1年)兵庫県出身
種目:パラ陸上競技
主要競技成績:世界パラ陸上競技ジュニア選手権 優勝

10.湯口 英理菜(大学1年)埼玉県出身
種目:パラ陸上競技、カヌー、シッティングバレー
主要競技成績:2018ジャパンパラ陸上競技大会 優勝

11.東 里樹(高校3年)北海道出身
種目:スケート(スピード)
主要競技成績:全国高等学校スピードスケート競技選手権 出場

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