政治山クリックリサーチ
原発の再稼働はNO!が過半数 (2015/8/21 政治山)
九州電力は11日、鹿児島県薩摩川内市の川内原子力発電所1号機を再稼働させました。東日本大震災後の新しい規制基準の下での再稼働は初めてです。政治山では8月11日から18日に、「あなたは原発を使うことについてどう思いますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。
最も多かったのは、「再稼働せず、すべて廃炉にする」55.1%で、続いて「再稼働は仕方ないが、将来は脱原発する」19.7%、「安全性が確認された原発は再稼働させる」18.9%、「最低限必要な数基のみ再稼働させる」6.3%、「分からない・関心がない」0.0%、という順でした。「すべて廃炉」と「将来は脱原発」を合わせると約75%が、原発エネルギーの使用を望んでいないという結果です。
東日本大震災で発生した東京電力福島第1原発の事故を受けて、国内の原発がすべて停止しました。その後、関西電力大飯原発(福井県おおい町)が電力不足を理由に一時的に運転を再開。しかし2013年9月に定期検査のため再び停止し、国内すべての原発が停止する「原発ゼロ」状態が続いていました。
福島第1原発の事故後に原子力規制体制が大幅に見直され、原子力規制委員会の下、設計基準や重大事故対策を厳しくして規制内容を強化。新規制基準の審査に合格して再稼働するのは、今回が全国で初めてです。
回答数:127
調査期間:2015年8月11日~8月18日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)
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