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新国立競技場の計画見直し、費用の圧縮を最重視が45% (2015/8/7 政治山)

 2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場として建設が予定されている新国立競技場ですが、当初予定より総工費が大幅に膨らんだため、計画を見直すことになりました。政治山では7月28日から8月4日に、「新国立競技場の建設計画を見直すことに関して、何を一番重視するのが望ましいと思いますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 最も多かったのは、「費用の圧縮」45.5%で、続いて「情報公開やプロセスの透明化」23.6%、「機能的な設備」17.3%、「責任の所在の明確化」6.3%、「ラグビーW杯に間に合うスケジュール」3.7%、「デザイン」1.6%、「その他」1.0%、「分からない・関心がない」1.0%という結果でした。

 新国立競技場の建設をめぐっては、費用が当初計画の約1625億円から2500億円と大幅に増えたことに加え、財源の負担割合で国と東京都が対立。さらには複雑なデザインを選定した経緯にまで話が及び、最終的には安倍首相が白紙撤回、ゼロベースでの見直しを宣言するに至りました。

 その後、文科省が第三者委員会を設置。7日に初会合が行われ、建設費が膨らんだ原因やその責任など計画見直しに至った経緯などの検証が始まりました。また、自民党の行革推進本部は「新国立競技場の見直しプラン」をまとめ、新たな国立競技場は建設せず既存の施設を改修または活用する案などを盛り込んだ提言を政府に提出します。

政治山クリックリサーチ(2015年7月28日~8月4日実施)

回答数:191
調査期間:2015年7月28日~8月4日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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