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「政治山」開設から10年、信頼される選挙情報サイトを目指して (2021/3/2 政治山)

花束

選挙情報サイトとして「政治山」を開設したのは2011年3月2日、その年の4月に行われる統一地方選挙を見据えてのことでしたが、直後の東日本大震災によって人々の生活は一変し、選挙のあり方も大きく変わりました。

被災地では期日通りに選挙を実施することが困難となり、特例により5~8カ月延期されました。また、散り散りに避難生活を送る住民に可能な限り選挙情報を届ける必要から、選挙公報をインターネット上に公開する取り組みも加速しました。

その後、2013年7月の参院選ではいわゆる「ネット選挙」が解禁され、ホームページやブログ、SNSで情報発信する候補者が劇的に増え、政治の世界においてもテレビや新聞に次ぐメディアとしてインターネットが認識されるようになりました。

さらに2016年7月には「18歳選挙権」が実現し、高校や大学の授業で主権者教育が活発に行われ、新たに有権者となった若者への情報発信という視点から、インターネットを活用した情報発信はさらに広がりました。

開設から10年、政治山ではその間に行われたすべての国政選挙および地方選挙の情報を網羅し、選挙管理委員会の1次情報に基づき、正確性と公平性に重きを置いて掲載してきました。そして今、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、3蜜回避や新しい生活様式への対応から、改めて選挙のあり方が問われています。

次の10年では、時間や場所にとらわれず、いつでもどこからでも投票可能な「インターネット投票」が段階的に実現していきます。その時に参照される、信頼できる選挙情報サイトとして、政治山は今後も情報の正確性と公平性を保ちつつ、掲載情報の充実と使い勝手の良さを追求してまいります。

これまでにご協力いただいた皆様、そして政治山をご覧いただいた皆様に心から感謝申し上げますとともに、今後もお力添え賜りますようお願い申し上げます。

2021年3月2日

株式会社VOTE FOR(政治山)一同

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