[京都・京丹後市]デザインマンホール蓋が広がる (2019/11/1 マイ広報紙)
この記事は「広報京丹後 2019年11月号(第188号)『「下水道」市制15周年記念下水道マンホールふた初披露』」を紹介し、コメントしたものです。
様々な意匠を凝らしたマンホール蓋が全国各地で設置されています。
先日は、ポケモンのキャラクターをデザインに用いたマンホール蓋の設置が全国に広がっていることで話題になりました。
そんな中、下水道の日である9月10日に合わせて、新たなマンホール蓋を発表したのが京丹後市です。
デザインを一般公募し、その中から選ばれたデザインを用いて製作されたマンホール蓋が発表されました。京丹後市の広報誌には、その新たなマンホール蓋のお披露目会の様子が記事に掲載されています。
記事の中には、京丹後市の三崎市長のコメントが掲載されています。その中に、「下水道施設が重要な役割を果たしていることを知ってほしいと思います」という一節があります。
普段、あまり気にかけることがない下水道ではありますが、大変重要な役割を担ってくれています。台風が襲来した際に、マンホールから水が溢れ出す映像を目にしました。下水道がきちんと機能してくれないと、街中で水が溢れるといった事態にも発展するのです。
日々の生活の中では、マンホールや下水道に目を向けることは少ないでしょうが、例えば、側溝はきれいに掃除をする、下水管を痛めるような油は流さない、といった日々の心がけは誰でも出来るものです。
工夫を凝らしたマンホール蓋が増えることで、下水道への関心も高まり、日々の生活の中でちょっとした心掛けが積み重ねられる。そうすることで、台風時の被害なども軽減出来るようになるはずです。
- [筆者]東京工業大学環境・社会理工学院研究員/本田正美
- [参考]広報京丹後 2019年11月号(第188号)
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