[岡山・倉敷市]倉敷市を訪れたら…下を向いて歩こう!「マンホールカード」もらえます (2016/6/6 あんびるえつこ)
この記事は「広報くらしき 2016年6月号『集めよう!ご当地マンホールカード』」を紹介し、コメントしたものです。
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決していつもうつむいて歩いているわけではないのですが…。仕事で各地を訪れると、よくマンホール蓋をチェックしています。実はこのマンホール、地方によっていろいろなデザインがあるのです。自治体によって、観光名所や名物などがあしらわれているので、その土地の文化や歴史、地元の方が大切にされているものがわかります。例えば私の故郷・横須賀では、ペリーの顔がかたどられたマンホールも。さりげなく顔の部分を踏まないように歩いたりしていました。
そんなマンホールチェックは、私の密かな楽しみだったのですが。岡山県の『広報くらしき 2016年6月号』を見て、初めて知りました! なんと「マンホールカード」なるものがあるということを。 調べてみるとこの「マンホールカード」、国土交通省が主体の下水道広報プラットホーム(GKP)が下水道事業をPRする一環として、デザイン性あふれるマンホール蓋をコレクションできるように、各自治体と共同して配布し始めたのだそう(http://www.gk-p.jp/mhcard.html)。
カード発行第1弾は平成28年4月1日からで、全国各地28の自治体で配布され始めたばかり。倉敷市でも、すでに「マンホールカード」を無料配布しています。配布場所が上下水道施設や市役所だと、観光客はなかなかたどり着けませんが、倉敷市の配布場所は倉敷館観光案内所。観光ついでにゲットできるではないですか!下水道事業のPRを超えて、これは観光客にウケそうです。倉敷市では、同時に「ご当地マンホールガイド」ももらえ、こちらにはいろいろなマンホール蓋の紹介やそれぞれの由来、市内の設置場所が書かれているのだとか。マンホールめぐりがブームになる日も近い!?
- [筆者]「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事 あんびるえつこ
- [参考]広報くらしき 2016年6月号