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[神奈川・鎌倉市]【働く女性の注目記事】もし、乳がんになってしまったら・・・子育てママの健康にも目を向ける機会を (2016/3/16 田中志津江)

この記事は「広報かまくら2016年3月1日号『乳癌(がん)の自己触診法と骨密度測定&エプロンシアター』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

女性の皆さんは、ご自身の健康についてどのくらい気にかけていますか?

私は子どもが4人いて、楽しい反面、自分の健康のことなど考えている暇もないくらい毎日の家事や育児で手いっぱいというのが正直なところです。
そんな折、同じく子育てをしている友人から思わぬ話を聞きました。それも2人からで、1人は乳がんになって手術を受け、もう1人は乳がん検診で再検査となったが予後の悪さや子育てが忙しいという理由ですぐに手術を受けるかどうか迷っているといいます。年齢も私と同じくらいですし、このような話を身近に聞くことになるとは驚きです。

子育てをしていると、ついつい忙しさにかまけて自分のことはいつも後回しになってしまいがちではないでしょうか。
乳がんに関しては、30代後半から急激に増え始め40代後半でピークに達し、同じ婦人科系の子宮頸がんにおいては、20~30代に発生しやすく若いからといって安心してもいられない状況です。特にこの世代はちょうど子育てをしている母親が最も多い年代ともいえます。
もし「がん」になってしまったら、可愛いわが子と2度と会えなくなる可能性もあるということ・・・皆さんは、そのような現実を考えたことはありますか?
私の母は、私が高校生の頃、一度、がんを患ったことがあります。しかし、初期であったため手術により命は取り留めました。もう、私も大人に近い年齢でしたが、不安でたまらなくなったことを覚えています。子どもから見ても母親の大病は、本当に苦しいものです。

鎌倉市では、子連れで乳がんの自己触診法が学べ、プラス骨密度も測定できます。乳がんは唯一、自分で触って気付ける病気です。時間を作ってぜひ、出かけてみてはいかがでしょうか。自分の健康に目を向ける良い機会ともなります。それに何といっても、小さな子どもが楽しく過ごせるようにエプロンシアターも行ってくれるという企画を開催とは嬉しいですね!
このような母親の健康を気にかけてくれる企画は、なかなかないと思います。ママの健康あっての子育てです!各自治体でもこのような企画が推進されることを願いつつ、身近にいるパパもしっかりママの身体のことも気遣ってあげてくださいね。

提供:マイ広報紙

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