防災意識、ハザードマップから学ぶ (2018/10/20 クオリティ埼玉)
9月はじめに発生した北海道肝振東部地震の影響による停電は、発生から長い期間に渡り全容が明らかにならず、北海道はさらなる支援を求めている。その後、日本列島を襲った台風21号による関西空港の被害は日本の輸出にも少なからぬ影響を与えている。
特に2000年代以降、天災は確実に増える傾向にある。日本列島を含めた環太平洋火山帯は活動期に入っており、他アジア諸国においても災害が数多く発生している。
2年程以前に政府による全国の災害に対するハザードMAPが出されている。実際に被害が発生した地域は、MAP上でも注意喚起されている所が多くある。ハザードMAP上で地盤や保水力の弱さなど多くの点が明らかになっているにもかかわらず、そのことを知らずしては後々悔やむことにもなりかねない。
耳障りの良くない話、都合の悪い話に耳を傾けるのはなかなかに難しい。しかし苦い話にこそ学ぶべき価値がある事は多い。ひとりよがりな大丈夫だと確信には何の保証、根拠もない。
いつの日か必ずやってくる大災害に対する心構えとして、自身の居住するエリアのハザードMAPには必ず目を通しておきたいものだ。まず備えの第一歩として。
小松 隆
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