代理婚活詐欺にご注意!信頼できる業者選びのポイントは (2018/3/8 JIJICO)
1.詐欺の手口とは?セールストークや勧誘方法に注意
(1)「相談所の訪問セールス」
結婚相談所の訪問セールスです。子供が結婚出来ない親の悩みに相談にかこつけ、「必ず結婚相手を紹介する」と言って契約を取る手口です。「必ず」と「結婚相手」の表現で「結婚出来る」と思わせるのです。
(2)「電話勧誘で契約を迫る」
親に直接電話で、「必ず結婚出来ますよ」と信用させ契約を取る。100%結婚出来るのなら高額な入会費用も仕方ない入会する。しかし入会後、思うように進まないのでクレームをつけると、「結婚出来ないのは、お子さんの方に問題があるからだと」突き放される。
2.どういう業者は注意すべきなのか?見抜くポイントとは
(1)「子供には、入会する事は内緒にした方が良いと言われたら要注意」
クーリングオフの期間(契約日から8日間)が過ぎるまでは、子供に知られず解約させないようにするやり口。クーリングオフ期間が過ぎてからの解約ならば、返金の義務は生じないケースが多いのです。
(2)成婚報酬制ではなく、前金払いと言われたら要注意
入会時に多額の金額を収める結婚相談所は疑いましょう。結婚出来るか出来ないか分からない時点で、預り金と称して前払いなどあり得ません。
また、月々の会費をまとめて半年、一年と徴収する所も要注意です。退会時には契約内容に織り込み済みで返金されない可能性もあるからです。
(3)すぐにでも結婚出来ると言わたり、成婚率の高さをアピールする所も要注意
結婚相談業界の成婚率の算出方法が業界内で統一されていないところがまず一番の原因と言わざるを得ませんが、数字だけで判断してはいけません。高い成婚率をアピールされたらまず疑いましょう。要するにあてにならない数字と思っていればいいのです。
一般の相談所では成婚率は10%前後。それが50%となると明らかに計算方法の違いだけと思った方が良いです。結婚相談所の2人に1人が結婚出来る?あなたは信じますか?
3.逆にどういう業者なら信頼出来るのか?見極めポイント3つ
親の婚活に限る事ではありません。見極めるポイントは同じです。
(1)訪問セールス・電話勧誘は致しません」
信用ある結婚相談所では希望があれば誰でも入会出来る訳ではありません。つまり結婚にふさわしくない方と判断すればお断りする事もあるのです。
本人に入会前に一度も会わずに、ただ入会を誘う相談所は信用してはいけません。在籍会員の質は相談所の信用にかかわる最も重要な事なのです。
(2)「入会の手続きが厳しい相談所」
入会時には本人を信用する裏付けの証明書が必要になります。それらは「本人証明証」・「独身証明書」・「収入証明書」・「学歴証明書」・「在職証明書」などです。
それらを必要としない相談所では、逆にお相手の情報も信用できないという事です。厳しい基準があるからこそ信頼できる相談所と言えるのです。
(3)「連盟・協会・その他団体に加盟している」
その相談所が全国規模の団体組織に加盟しているかどうかも、信頼の基準に加える事が出来ます。
組織に加盟している相談所は加盟規約の順守が義務付けられている為に、規約違反行為があれば、加盟団体から法的な処分を受ける対象になるからです。
結婚相談では「絶対に」と「すぐに」と「必ず」はありません。見極めは簡単です!この言葉が出たら、その結婚相談所はアウトです。
- 著者プロフィール
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山崎 雅夫/結婚コンサルタント
会員の心と気持ちを大切にしながら、一人ひとりの性格やライフスタイルにあったサポートで、40代男性の婚活を支える仲人。会員1万人以上のネットワークを駆使して、最良の縁を紡ぐお手伝いをします。
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