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回復から強化へ。何歳になっても自分の足で歩ける時代に向けて (2017/7/19 SOCIAL DESIGN NEWS

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「強化」は現代のテーマだ。回復は大切だが、基準以上のものにむしろ強化していく。それが、テクノロジーのテーマである。

「ReWalk」は、脊髄損傷した人など下半身が動かない人が歩き、階段を登れるようにする外骨格プロダクトだ。動きを感知し、足を強力にサポートする。また、その動きのスピードまでもセンサーが感知して、繊細に支援をしてくれるのだ。

Rewalkは、小ささと軽さが特徴であり、車椅子に乗っている方が、自分の力で歩くことができるようになる。もちろんリハビリにも活用される。今、この領域のプロダクトの進化が目覚ましい。

回復から強化へ。何歳になっても自分の足で歩ける時代に向けて2

誰もが、何かに劣っている。今病名がついていなくても、将来病名がつく何かを、誰もが纏っているという仮説は、限りなく事実に近いのだろう。そして何より、短所は長所の裏返しでもあるのだ。

年を重ねれば、当然足腰は弱ってくる。このようなプロダクトの進化は、今後多くの人たちがその恩恵を受けることになる。

今、時代は、あらゆる領域で「回復」から「強化」へと向かっている。マイナスをゼロにするというよりも、マイナスをむしろ大きなプラスにするためにいかにテクノロジーを進化させ、活用されていくべきか?という問いに重大な価値が眠っている。

提供:SOCIAL DESIGN NEWS

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