掲示板ウェブへ一本化 学生の声受け改善へ (2017/5/15 筑波大学新聞)
筑波大学は4月から各エリアの支援室などが設けていた掲示板への紙による掲示を原則やめ、ウェブ掲示板「TIPS」に一本化した。これにより休講情報や集中授業の案内など、ほとんどの掲示がウェブ掲示板でのみの閲覧になった。一方、学外からのポスターなど電子化が難しいものは、従来通り紙での掲示を続ける。ウェブ掲示板は、学生からの要望を受け、昨年7月から試験運用していた。
ウェブ掲示板は履修や成績を管理するシステム「TWINS」と連携しており、それぞれの学生が履修登録した授業に合わせ、休講や補講の情報などが表示される。
自宅から通学する女子学生は「通学途中や自宅からも休講情報などが確認できて、便利になった」と話す一方、別の男子学生からは「ウェブでの掲示は見出しが統一されておらず、必要な情報を探し出すことが紙の掲示より難しい」と話す。
教育推進課の加倉井厚夫課長は「学生からの意見を踏まえ、掲示方法の改善などを進めていく」と語り、5月中に関係する事務担当者により、問題点の把握や掲示方法などの確認を行う予定。
(筑波大学新聞・社会学類2年 秋田耕平)
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