南部バス、民事再生手続き申立て 負債総額は約26億円 (2016/11/30 Traicy)
南部バスは11月28日、民事再生手続きの申立てを東京地方裁判所に行い、受理された。東京商工リサーチによると、負債総額は約26億円。
南部バスは五戸電気鉄道として1926年に設立。資本金は4億5,000万円、従業員数は2016年4月現在で248名。路線バスのほか、貸切バス、東京や仙台、盛岡を結ぶ高速バスも運行している。バスの運行は継続し、回数券や定期券も従来通り利用できる。
関東〜青森・八戸線で共同運行を行うWILLER EXPRESS JAPANは南部バスに対し、28日に緊急調査を行い、安全管理や運行管理は従来同様の水準が保たれていることが確認されたとしている。
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