三重県で日本の最先端科学技術を紹介する認知症サミット開催 (2016/5/5 認知症ねっと)
認知症サミットin Mieにて介護に関する先端技術紹介
平成28年10月14日と15日の2日間にかけ開かれる、認知症サミットin Mieにて、介護ロボット等の介護にまつわる最先端の科学技術が紹介される。
主催は三重大学等で編成される実行委員会が執り行い、加えてポストサミット事業として三重県も開催を支援する予定だ。
ハードとソフトの両面において技術集積のある三重で開催
認知症はその進行により日常生活に支障を来すようになり、ゆくゆくは従来生活を営んでいた家や地域での生活が困難になってしまう。
そのため、より長くなじみのある自宅や地域にて生活を送るためには個人単位はもちろんのこと、社会的なセーフティネットの構築が必要となってくる。
日々の介助で大きな役割を果たし得るロボットやIT等のもの作り技術。こうした技術を認知症患者へのサポートとして、民間及び行政レベルでの知の集積がある、三重県にて開かれることとなったのだ。
そして、医療及び介護の場また地域においてICTやブレーンマシーン・インターフェースの、応用によった生活支援技術を導入するための仕組み作りに焦点が当てられる。
アジア各国に向け最先端技術を紹介
また、高齢化に伴い認知症患者急増が見込まれるアジア各国に向け、介護に関する機械先端技術等が紹介される。
これら情報は、最終的にパール宣言としてまとめられる予定だ。
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