立憲民主新代表に泉氏選出、決選投票で逢坂氏に勝利 (2021/11/30 政治山)
立憲民主党代表選挙は30日午後、東京都内のホテルで投開票され、枝野幸男前代表の後任に泉健太 政調会長(47)が選出されました。
代表選には逢坂誠二 元総理大臣補佐官(62)、小川淳也 国会対策副委員長(50)、泉健太 政調会長(47)、西村智奈美 元厚生労働副大臣(54)の4氏が立候補。国会議員140人(280ポイント/1人2ポイント)、国政選挙の公認予定者6人(6ポイント)、地方議員1265人(143ポイント)、党員・協力党員10万267人(143ポイント)の計572ポイントで争う1回目の投票では、いずれの候補も過半数(287ポイント)を獲得できず、泉氏と逢坂氏の上位2人が決選投票に進みました。
決選投票は国会議員280ポイント、国政選挙の公認予定者6ポイント、都道府県連の代表者47ポイントの計333ポイントで争い、会場での投票の結果、泉氏が205ポイント、逢坂氏が128ポイントを獲得し、泉氏が立憲民主党の新代表に選出されました。
泉氏は1974年生まれの47歳。北海道札幌市生まれ、立命館大学法学部卒。参院議員秘書を経て、2003年衆院選に初当選。内閣府大臣政務官、衆院議員運営委員会筆頭理事、希望の党国会対策委員長、国民民主党政務調査会長、立憲民主党政務調査会長などを歴任。京都3区選出で当選8回です。
<泉健太氏プロフィール>
今後の政治日程は、来月6日に臨時国会が召集される見込みで、岸田首相の所信表明演説や与野党の代表質問が行われるほか、衆参両院で予算委員会が開かれる予定です。経済対策を盛り込んだ2021年度補正予算案が審議され、衆院選後初めての本格論戦が展開されることとなります。
■1回目の開票結果
- 合計
- 内訳※
- 逢坂誠二
- 148p
- 58 / 4 / 48 / 38
- 小川淳也
- 133p
- 72 / 0 / 27 / 34
- 泉健太
- 189p
- 94 / 2 / 46 / 47
- 西村智奈美
- 102p
- 56 / 0 / 22 / 24
※内訳は左から、国会議員/公認予定者/地方議員/党員・協力党員の順で、単位はポイント。
■決選投票の開票結果
- 合計
- 内訳※
- 泉健太
- 205p
- 168 / 2 / 35
- 逢坂誠二
- 128p
- 112 / 4 / 12
※内訳は左から、国会議員/公認予定者/都道府県連代表者の順で、単位はポイント。
(敬称略)
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