荒川区長選、候補者2人がネット討論 （2020/11/5 政治山）
荒川区長選挙の候補者らによる公開討論会が2日、公益社団法人東京青年会議所荒川区委員会の主催で開催されました。本討論会は、新型コロナウイルス拡大予防の観点から、ニコニコ生放送を通じたネット討論会という形式で実施されました。
討論会の様子
登壇したのは現職区長の西川太一郎氏（78）と「明るい革新区政をつくる会」の湯川かずとし氏（71）の2人。コーディネーターは公正・平等な選挙改革に取り組むプロジェクト事務局長の城倉啓氏が務めました。
討論会では、主に「防災・防犯」「高齢者福祉」「子育て支援」「まちづくり」をテーマに各登壇者が持論を展開。
「防災」について、西川太一郎氏は「荒川の立地も鑑みると水害の対策は必要」、湯川かずとし氏は「防災無線の整備で情報共有の徹底」と主張。
「高齢者福祉」について、西川太一郎氏は「慣れ親しんだ街で暮らせるよう地域で支える体制を作る」、湯川かずとし氏は「介護予防に取り組む、進行させない体制を作る」と主張。
「子育て支援」について、西川太一郎氏は「子どもたちが平等に差を感じることなく学べる環境が大事である」、湯川かずとし氏は「学校給食の無償化（段階を踏んで実施）と入学準備金の創設」と主張。
西川太一郎氏（左）、湯川かずとし氏（右）
本討論会をネットで視聴した方は5,000人にのぼり、登壇者の熱弁に耳を傾けました。
荒川区長選挙は、期日前投票が11月2～7日、投票日が8日となっており、9日に開票される予定です。
【討論会動画】
公開討論会の模様は、以下のページでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=nEXBRDc3Yf0
【公開討論会概要】
日時：2020年11月2日（月）19:00～21:00
会場：オンライン（ニコニコ生放送による生配信）
主催：公益社団法人東京青年会議所 荒川区委員会
協力：
・公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト
・早稲田大学マニュフェスト研究所
・株式会社VOTEFOR
登壇者（五十音順、敬称略）：
・西川太一郎（無所属・現職）
・湯川かずとし（無所属・新人）
※「荒川区長選挙ネット討論会視聴者アンケート」へご協力をよろしくお願いいたします。
- 関連記事
- 荒川区長選が告示 現新の一騎打ち、補選とともに8日投票
- 荒川区長選挙（2020年11月8日投票）候補者一覧
- 荒川区議会議員補欠選挙（2020年11月8日投票）候補者一覧
- 荒川区の人口・財政・選挙・議員報酬
- withコロナの選挙、6割がインターネット投票に期待
