岩手県知事選は8日投開票、データでみる岩手県 (2019/9/6 政治山)
岩手県知事が9月10日に任期満了を迎えるのに伴い、8日に知事選が行われます。知事を選ぶにあたり、人口や予算規模などから、岩手県のすがたを概観してみましょう。
2015(平成27)年の国勢調査によると、岩手県の総人口は127万9594人で、人口増減率がマイナス3.8%と47都道府県中41位。平均年齢は48.99歳(40位)です。
予算規模は歳入が1兆1299億4168万6千円、歳出が1兆111億9320万7千円(いずれも2016年)で、東日本大震災が発生した後から予算が拡大し、10年前と比較すると歳入は65.7%、歳出は51.1%増加しています。
産業構成については、従業員数の多い順に「卸売業・小売業」「製造業」「医療・福祉」で、売上規模の大きさでは「卸売業・小売業」「製造業」「建設業」の順となっています。
また、県議会議員48人の平均年齢は54.4歳で、女性議員は7人(14.58%)。議員報酬は月額77万円です。
知事選には4選を目指す現職の達増拓也氏(55)=立憲、国民、共産、社民推薦=と、新人で元県議の及川敦氏(52)=自民推薦=の無所属2人が立候補。同日には議会議員選挙(定数48)も行われます。16選挙区のうち盛岡、大船渡、花巻、北上、久慈、一関、奥州、紫波の8選挙区は選挙戦となり、残り半数は無投票となりました。
いずれも8日に投開票されます。
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