【参議院議員選挙2019】
参院選公示、370人が立候補―7月21日投開票 (2019/7/5 政治山)
第25回参議院議員選挙が7月4日に公示され、選挙区(改選数74)に215人、比例代表(同50)に155人、計370人が立候補。389人(選挙区選225人、比例選164人)が立候補した前回2016年より19人少なくなりました。
候補者の内訳は、現職97人、元職11人、新人262人で、男性は266人、女性は104人です。比例代表には7政党、6政治団体の計13団体が届け出ました。党派別の候補者数は以下の通りです。
与党である自民、公明の両党は、目標としている改選の過半数を目指します。一方、立憲、国民、共産、社民の野党4党は、32あるすべての1人区で候補者を一本化。全国各地で、自民党と野党統一候補が対決することとなりました。
任期6年の参院議員は、3年ごとに半数が改選されます。2018年に公職選挙法が改正され、参院の総定数は6(埼玉選挙区2、比例代表4)増えて248(選挙区148、比例代表100)となりました。今回と2022年で、3ずつ増えます。
さらに比例代表には、政党や政治団体が特定の候補者を優先的に当選させる「特定枠」が導入されました。名簿の中に特定の枠を設け、その枠の候補者は個人名での得票数に関係なく優先的に当選する仕組みです。
なお、2016年から導入された合区はそのままで、鳥取と島根、徳島と高知がそれぞれ1つの選挙区となります。
18日間の選挙戦がスタートした参院選は、期日前投票が7月5日から20日までで(一部地域を除く)、7月21日に投開票されます。
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