[愛知県大口町]新紙幣対応のための自動券売機等の改修・更新経費を補助 (2025/6/13 株式会社ぎょうせい)
愛知県大口町(2万4200人)は、2024年7月に流通が始まった新紙幣に対応するため、事業に使用している自動券売機などの改修・更新を行う町内事業者に補助金を交付する新紙幣対応支援事業を行っている。事業者の負担軽減がねらいで、全国的にも珍しい取組みだという。
交付対象者は、町内で継続して事業を営む中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者(資本金3億円以下または従業員300人以下の製造業等、資本金1億円以下または従業員100人以下の卸売業、資本金5000万円以下または従業員50人以下の小売業、資本金5000万円以下または従業員100人以下のサービス業)。暴力団排除条例に規定する暴力団等や町税滞納者は対象外。補助金の対象となるのは、現に町内に設置し、事業の用に供する自動券売機や現金収受機、つり銭機など無人で金銭を収受する機器について、新紙幣発行に伴う金種識別や真贋判定に対応するために紙幣識別機ユニットを交換するなど、必要な機器の改修または更新をする場合に要する経費。2023年4月から2025年3月末までに実施した改修・更新に限り、1事業者につき1回、50万円を上限に対象経費の2分の1を補助する。
(月刊「ガバナンス」2024年8月号・DATA BANK 2024)
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