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[蒲郡市]サステナビリティレポートを作成・公表 (2025/1/30 株式会社ぎょうせい

関連ワード : ぎょうせい ガバナンス 愛知 蒲郡市 
レポートのイメージ図

※画像はイメージです

 愛知県蒲郡市(7万8700人)は、「サステナビリティレポート2023」を4月に公表した。サステナビリティレポートは、持続可能な社会の実現に向けた組織の取組みを開示するもので、愛知県内の自治体で作成・公表したのは同市が初めて。

 レポートの冒頭では、鈴木寿明市長が社会課題の解決や経済の活性化、社会・環境への負荷軽減等に向けて市民をはじめとするステークホルダーと一体となって取り組んでいくことを表明。サステナビリティに関する取組みを発信することで、市が目指すまちづくりの方向性に関する理解を広め、ステークホルダーとともに持続可能なまちづくりを進めるというねらいを打ち出している。

 レポート全体は、「市が目指す姿」「市の価値創造」「価値創造ストーリー」「取り組みの進捗」「データ/取り組み集」の大きく5項目から構成されており、同市の市民憲章と第5次市総合計画を柱に、市内のサステナブルな事業活動や市民によるプロジェクトを紹介しているのが特徴。

「取り組みの進捗」では、市が昨年3月に策定した「サーキュラーシティ蒲郡アクションプラン」の7つの重点分野(教育、消費、健康、食、観光、交通、ものづくり)のロードマップに基づき、各分野の実践を紹介している。例えば教育分野では、市内でのサーキュラーエコノミーという言葉の認知率(内容まで知っている)を22年の7.2%から30年までに60%に高めるという目標値を示したうえで、昨年3月に行われたサーキュラーシティシンポジウムの概要を掲載するなど、目標実現に向けた代表的な取組み例を掲載している。

 レポート作成に当たっては、オランダに本部を置くGlobal Reporting Initiative によるガイドライン「GRIスタンダード」を参考にした。

(月刊「ガバナンス」2024年7月号・DATA BANK 2024)

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