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ベンチャーキャピタルとの協調出資でスタートアップを支援 (2023/11/1 株式会社ぎょうせい

※画像はイメージです

 山梨県(81万6300人)は、ベンチャーキャピタル(以下、VC)などと連携・協調して、スタートアップ企業に県自らが出資する、全国初となる取組みを実施すると発表した。

 新たな産業や雇用を生み出すスタートアップ企業の創出・誘致・定着を図ることをねらいとする「やまなしスタートアップ推進事業」の一環で、6月補正予算で資金調達サポート事業費として約6000万円を計上した。

 協調出資は、スタートアップ企業の資金調達を支援するもので、認定VC等が出資したスタートアップ企業に対して、認定VC等の出資額と同額(1社当たり上限2000万円)を県が出資する。

 県では、県青少年センター(甲府市)旧本館を改修し、スタートアップ企業の支援拠点を整備するための基本計画を昨年度に策定。

 25年中の開業に向け、今年度はスタートアップのコミュニティ形成を図るイベントの開催、施設の機能や空間づくりについての検討等を実施する。 

 こうした取組みにより、県内にスタートアップを呼び込むことで、県民の所得向上や仕事の選択肢拡大につなげていきたいとしている。

(月刊「ガバナンス」2023年9月号・DATA BANK 2023より抜粋)

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株式会社ぎょうせい
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