[兵庫・西宮市]地域課題をスタートアップと市が協働して解決するプロジェクトを開始 (2023/4/5 株式会社ぎょうせい)
兵庫県西宮市(48万3400人)では、2020年度末に「DX推進指針」を策定し、デジタルを活用して「市民と共に新たな価値を生み出す市役所改革」を目指す「西宮市DX」に全庁的な体制で取り組んでいる。この動きを加速させるため、高度な技術力・発想力を持つスタートアップなどの企業・事業者と協働し、地域の課題解決と市役所の改革を目指すプロジェクト「Urban Innovation NISHINOMIYA」を2022年11月下旬から開始した。
全国の自治体の課題とスタートアップ等をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォーム「Urban Innovation JAPAN」の枠組みを活用し、次の3つの課題について協働を希望する企業・事業者を募集した。
(1)「地域活動DX!魅力とやりがいを未来の担い手に伝えたい!」
(2)「図面審査をデジタル化! 建築確認関連の業務を効率化したい」
(3)「建築業務をDX!誰でも膨大なマニュアルや基準を使いこなせるナレッジマネジメントを実現したい!」
2023年1月下旬に採択事業者を決定、2~3月にフェーズ1(計画策定)、4~6月にフェーズ2(実証実験)へと進める。
(月刊「ガバナンス」2023年2月号・DATA BANK 2023)
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