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[熊本・南関町]高校の旧校舎を改修して新庁舎を開庁 (2022/5/28 株式会社ぎょうせい

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※写真はイメージです

 熊本県南関町(9500人)は、17年に閉校した熊本県立南関高等学校の校舎を活用・改修して新庁舎を整備し、1月4日に開庁した。旧庁舎が築50年以上を経過して老朽化や耐震性などの課題を抱えていたことから、熊本県から旧高校の土地と建物を無償譲渡されて進めたもの。

 鉄筋コンクリート3階建ての旧校舎2棟を改修して北館・南館として使用し、両館を連結する形で木造2階建ての本館を増築した。延床面積は5478平方メートルで旧庁舎の約2倍となった。

 新庁舎の本館1階には来庁者が多い税務住民課や福祉課などを配置。教室を活用し黒板等も再利用した旧校舎には建設課や経済課、まちづくり課などが入り、音楽室を議場に改修した。敷地には有明広域消防本部南関分署と防災対策拠点センター等を集約し、防災拠点機能を高めた。建設費は約15億4000万円。

(月刊「ガバナンス」2022年4月号・DATA BANK2022)

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