[山形・長井市]駅と一体となった全国初の市庁舎がオープン (2021/9/4 株式会社ぎょうせい)
山形県長井市(2万6500人)は、耐震性不足や設備老朽化、庁舎分散化などの課題を抱えていた市役所本庁舎の建て替えを進めていたが、4月に新庁舎が竣工し5月6日から業務を開始した。第三セクターの山形鉄道フラワー長井線の長井駅の駅舎と一体となっているのが特徴で、駅舎と一体となった市役所本庁舎は全国初となる。
新庁舎は、鉄骨鉄筋コンクリート造り3階(一部4階)建て、建築面積約3200平方メートル、延床面積約8300平方メートル。建物南側に市役所機能を集約し、北側は交流スペースと長井駅となっている。利用者が多い窓口は1階に配置し、メインアプローチを入ってすぐの場所に総合案内を設けるなど、すべての人にとって分かりやすい庁舎にした。また、あわせて組織機構も見直し、政策の効率的な推進と市民サービスの向上を図っている。
(月刊「ガバナンス」2021年7月号・DATA BANK2021)
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