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[宇都宮市]LINEを活用した回遊促進策に関する実証実験を開始 (2022/3/26 株式会社ぎょうせい

空港でスマホを見る女性

※写真はイメージです

 宇都宮市(52万1100人)は、スマートフォン通信アプリ「LINE」上に、公式アカウント「コレメッケ 宇都宮」を構築し、会話型の観光案内(チャットボット)や、混雑時の整理券発行などの様々な機能により、来訪者の「まちあるき」のホスピタリティ向上効果と回遊効果を検証する実証実験を実施している。

 餃子、観光、スポーツ観戦などを目的に市へ来訪する人々をターゲットに、来訪者の状況に応じ回遊のモチベーションとなる情報を、スマートフォンを通じて提供し、回遊効果の検証を行うのがねらい。事業統括者である日本電気、下野新聞社、市が共同で2月16日まで実施している。

 コレメッケ宇都宮で提供するサービスとしては、▽チャットボットが来訪者と会話しながら、来訪回数や人数、交通手段などを確認する「チャットボットでの店紹介」▽イベント開催などのリアルタイム性の高い地域密着型の情報等、その近くのスポット情報をプッシュ通知で紹介する「プッシュ通知によるレコメンド」▽ゲーム感覚で観光スポットなどを巡るデジタルスタンプラリーを開催する「スタンプラリーでの回遊促進」――などがある。

(月刊「ガバナンス」2022年2月号・DATA BANK2022)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。