[三重・東員町]移動式脳ドックサービスの実証実験を実施 (2021/10/9 株式会社ぎょうせい)
三重県東員町(2万5900人)は、出光興産、スマートスキャン社と協働で、「MRI搭載車輛を使用した全国初の移動式脳ドックサービスの実証実験(スマート脳ドック)」を実施した。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病等を要因として発症する脳疾患は、早期発見・早期治療が重要とされている。予防には定期的な脳ドックの受診が効果的だが、脳ドックは先進的なMRI装置を用いるため、設備を備えたクリニックで受診する必要があった。
両社は、MRIを搭載した車両を用いることで、既存の脳ドック設備の立地から離れた地域でも、短時間・比較的低額で脳ドックを受診できるサービスを提供する取り組みを進めており、今回、東員町でサービスの実証実験を実施した。
この実証実験は、インターネット上の予約で誰でも利用することができ、受付から帰りまで約30分で行える。場所は町総合文化センター駐車場で実施した。ライフスタイルが変化した人や、将来的な体調不安がある人、体調変化に直面している人などにおすすめだとしている。
(月刊「ガバナンス」2021年8月号・DATA BANK2021)
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