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[茨城・笠間市]プレコンセプションケア検診費用の一部を助成 (2020/3/18 株式会社ぎょうせい

女性医師

※写真はイメージです

 茨城県笠間市(7万6400人)は「プレコンセプションケア」の検診費用の一部を助成する「プレコンセプションケア検診事業」を開始した。自治体が、このような検診に対して助成を行うのは全国で初めてという。

 プレコンセプションケアとは、いつか妊娠を考えるすべての女性を対象に、あらゆる視点から現在の健康状態のチェック(検診)を行い、日々の生活や健康について医師や管理栄養士等が診察やカウンセリングを行うもの。妊活よりもっと前にしておくべきこととして、注目されている。

 市では「妊娠・出産~子育て期における切れ目ない支援」に取り組んでおり、同事業もその一環として位置づけている。妊娠・出産前の対策として、市立病院の医師と保健センターの管理栄養士・保健師など、さまざまなスタッフが連携しながら、妊娠を考える女性が妊娠前に自分の体や心の状態をよく知り、よい状態にしておき、健康に妊娠出産を乗り切ってもらうのがねらい。

 助成対象者は、市内に住所を有している女性で、通常2万1000円かかる料金を5000円(1回のみ)で受けることができる。

(月刊「ガバナンス」2020年2月号・DATA BANK2020)

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