[神戸市]予約図書自動受取機での貸出サービスを開始 (2020/12/2 株式会社ぎょうせい)
神戸市(153万8000人)中央図書館は、6月から「予約図書自動受取機」での貸出サービスを開始した。図書等に貼られたICタグを利用したサービスで、無人の自動受取機を市営地下鉄海岸線三宮・花時計前駅改札口付近に設置し、機器パネルを操作すると、各市立図書館で予約した図書が駅構内利用時間の午前5時30分から深夜0時まで自由に受取機で借りられるようにした。受取機導入は愛知県安城市の図書情報館に続いて国内2例目、図書館から離れた公共空間での設置は全国初となる。
利用に当たっては、市立図書館発行の図書館カードと市立図書館ネットワークサービス「K-libネット」の予約サービスへの申込みが必要。図書予約の際に受取場所を「花時計前駅」とし、連絡先のメールアドレスを指定。予約図書が用意できるとメールが送信される。受取機の読み取り部分に図書館カードをかざすと予約図書が出てくる仕組み。
(月刊「ガバナンス」2020年10月号・DATA BANK2020)
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