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[埼玉・吉川市]自治会連合会と協働で「地域課題を地域で解決するための勉強会」を開催 (2020/5/9 株式会社ぎょうせい

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※画像はイメージです

 埼玉県吉川市(7万2900人)は、19年度から、市内全95自治会の連合体である市自治連合会と協働で、「地域課題を地域で解決するための勉強会」を開催している。

 近年、加入率の減少や災害対応、会員の高齢化など自治会が抱える課題は多く、内容も多岐にわたる。こうした課題に一つの自治会で解決するには限界があるため、連合会を中心に幅広い協働による勉強会を立ち上げた。メンバーは自治会役員だけでなく、市民活動団体のメンバー、大学生、市職員、学識経験者など多様な分野の人々が参加している。

 勉強会では、「地域減災」「多文化共生」「自治会課題」「高齢者支援の取組み」と大きく4つのテーマに分かれて解決策を検討。初年度は各分科会で課題の洗い出しを行い、先進地の視察(埼玉県鶴ヶ島市)やヒアリング(埼玉県川口市)、ニーズ調査、自治会加入促進チラシの新調などを行った。20年度は検討した内容を基に、地域減災のための新たな組織づくりと活動の推進や、多文化共生の「コミュニケーションの場」と「ネットワーク」作り、「移動支援への取り組み」として必要な支援や仕組みの検討などに取り組むことにしている。

(月刊「ガバナンス」2020年3月号・DATA BANK2020)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。