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[埼玉県]「がんワンストップ相談」でがん患者の治療と仕事の両立を支援 (2019/10/8 株式会社ぎょうせい

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※写真はイメージです

 埼玉県(736万3000人)は、働くがん患者の治療と仕事の両立を支援するため、7月から「がんワンストップ相談」を開始した。労働者健康安全機構埼玉産業保健総合支援センターとの共催で実施するもので、看護師や医療ソーシャルワーカー、両立支援促進員などがんの診療・相談に従事している専門家やがん経験者が相談に対応する。

 相談は県男女共同参画推進センター(さいたま市中央区新都心)で実施。相談できるのは、県内に在住または在勤する就労中のがん患者(休職中も含む)。相談は無料。

 事前予約制で、相談希望日時・年代・診断名・治療状況・現在の就労状況・相談内容などを伝えて県疾病対策課へ電話かメール、webで申し込む。仕事帰りなどでも相談しやすいように、相談は月2回、平日夜間に3つの時間枠(18時15分~19時、19時~19時45分、19時45分~20時30分)を設けている。がんの病気や治療に関すること、症状や副作用に関すること、仕事に関すること、経済面に関すること、医療従事者との関係、経験者の話などについて複数の項目を相談できる。セカンドオピニオンに準ずることや病院の紹介などには対応しない。

(月刊「ガバナンス」2019年9月号・DATA BANK2019)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。