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社員証と健康データを紐づけるツールは健康寿命を延伸するか (2019/1/29 瓦版

関連ワード : 健康 労働・雇用 女性 

人生100年時代を全面バックアップする。タニタが生涯現役社会実現へ向けた次世代健康ソリューションの全貌を公開した。新開発の3つのツールで健康データを見える化し、ビッグデータ解析や同社の健康ソリューションなどで健康寿命延伸をサポートする。

左から谷田社長、関根麻里、関根勤(手前はフレイル体組成計)

左から谷田社長、関根麻里、関根勤(手前はフレイル体組成計)

タニタが次世代健康ソリューションを公開

「測る」をキーワードに日本の健康をサポートしてきた同社がヘルスメーター発売60周年を迎え、ビッグプロジェクトを打ち出した。超高齢社会が大きな課題として横たわる日本を側面支援すべく、予防を軸に国民の健康をサポート。その実行を推進するのが、フレイル体組成計、脂肪燃焼モニター、カード型活動量計の3つのツールだ。

フレイル体組成計は、日本老年医学会が提唱する脆弱性を意味するフレイルを可視化する機能があり、要介護の予防に貢献する。脂肪燃焼モニターは、呼気中のアセトン濃度から脂肪の燃焼状態を計測する機器で、効率的なダイエットや健康的な身体づくりをサポートする。カード型活動量計は、こうした計測データのキーデバイスとなるもので、他の計測機器と健康データベースを紐づける。社員証や免許証など様々なカードインフラと連携可能で、これまでにない医療・健康サービスやアプリケーションを創出できる。

ストローに息を吹きかけると脂肪燃焼状態が可視化される

ストローに息を吹きかけると脂肪燃焼状態が可視化される

例えば社員証と紐づけた場合、入社時に端末にカードをかざせば、その時の脂肪燃焼状態や歩数、体重、血圧などが表示され、状態に応じた推奨ランチを提案することなどが可能になる。健康経営を推進する企業にとっては非常に親和性が高く、主体的な健康推進を後押しするツールとして有効活用できそうだ。

同社では、これらツールを広く浸透させることでネット上にデータを蓄積。健康ビッグデータとして、さまざまな健康サービスに活用することを視野に入れる。もっとも、「蓄積データを独占するつもりはない」(谷田社長)というようにデータはオープンに活用するスタンスで、利益でなく、医療費増大という深刻な社会課題解消を最優先する。

カード型でさまざまな応用が可能

カード型でさまざまな応用が可能

同社としては、タニタ食堂やタニタカフェ、女性向けフィットネススタジオの既存サービスと連携させ、データドリブンのより効率的な身体づくり支援で、健康寿命延伸を後押しする。

ヘルスメーター生誕60年の節目の年にデジタルトランスフォーメーションを加速させ、ヘルステック企業へシフト。測り、見える化し、その対策支援にまで踏み込むことで、同社はいよいよ深刻になる高齢社会をよりいきいきしたものにすべく、進化を続ける。

提供:瓦版

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