[東京・中野区]無作為抽出の区民と区職員のワークショップを開催 (2019/9/29 株式会社ぎょうせい)
東京都中野区(33万4000人)は、無作為で抽出した区民と区職員によるワークショップ、「中野の未来をともに考えよう」を実施した。
同区は現在、まちの将来像を描く新しい基本構想の策定に取り組んでいる。基本構想を区民の意見や生活実態を反映したものとするため、基本構想審議会をはじめ、区民と区長のタウンミーティングやアンケート調査を実施するなど、より広範な意見の聴取に努めているが、今回のワークショップはその一環となる新しい試み。ワークショップは2回実施され、それぞれ36人、37人の区民が参加。1回目は「自治・共生・活力」と「子育て・教育」、2回目は「健康・医療・福祉」と「都市・防災・環境」をテーマに、グループで話し合った。出された意見は、基本構想審議会に報告するなど、今後の検討材料にしていく。新たな基本構想策定は、20年7月の予定。
(月刊「ガバナンス」2019年8月号・DATA BANK2019)
- 関連記事
- 中野区の人口・財政・選挙・議員報酬
- 行政と市民の話し合いが炎上する理由・前編―遠藤ちひろ多摩市議
- ポジティブ発想と当事者意識で実践へつなげる~地域でのワールドカフェ活用法
- [神奈川・寒川町]地域に浸透する「総合計画」。
- [山口・平生町]地域の声からの“新たなまちづくり”
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。