[長野市]単身高齢者の市営住宅入居基準を緩和 (2018/6/6 株式会社ぎょうせい)
長野市(38万2000人)は、市営住宅の入居基準を緩和し、試行的に単身高齢者が3DKの部屋に入居できるようにした。
同市の市営住宅は3DKの間取りが多いが、単身者の入居申込みは2DK以下に限ってきた。その結果、3DKの部屋への入居申込みが減少する一方、単身高齢者の増加により2DK以下の部屋の競争率が増え、需要とミスマッチが生じている。そこで、試行的に過去の募集で申込みがなかったエレベーター・ユニットバス無しの中層耐火市営住宅(4団地)のうち、1・2階の3DK(6戸)の部屋に単身者も入居できるようにした。家賃は変更せず、3DKの家賃のままとした。
(月刊「ガバナンス」2018年5月号・DATA BANK2018)
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