トップ
   >   記事
   >   フィスコ
   >   中国艦隊がインド洋で初の実弾演習、遠洋作戦能力を確認
中国艦隊がインド洋で初の実弾演習、遠洋作戦能力を確認 株式会社フィスコ 2017年5月31日
中国海軍は30日、インド洋で29日に実弾射撃演習を行ったと発表した。演習では、駆逐艦「長春」やミサイル護衛艦「荊州」などが海上の浮標に向けて主砲を発射。中国海軍がインド洋で実弾演習したのはこれが初めてという。艦隊指揮官によると、実弾演習は遠洋での作戦能力を確かめることが目的で行われた。台湾メディアなどが30日伝えた。
「長春」「荊州」と遠洋総合補給艦「巣湖」で組織された艦隊は、親善訪問のため、180日間かけてアジア、欧州、アフリカ、オセアニアの20カ国余りを訪れる。艦隊は先にミャンマー訪問を終え、バングラデシュに向かっていた。
台湾メディアによると、艦隊の派遣は中国が将来空母艦隊を運用する場合の基盤になるほか、中国の影響力を強化する狙いがあるとみられ、各国を刺激する恐れがある。
【亜州IR】
<ZN>
- 関連記事
- 【中国】中国軍13機が宮古海峡を通過、空自スクランブル対応
- 中国は世界上位の「武器供給国」、輸出量は米露に次ぐ3位
- 中国軍が南・東シナ海で演習、島しょ爆撃訓練も
- 中国の人口、すでにインドに抜かれる可能性も=米専門家
- 中国でランサムウエア変種、「キルスイッチ」無効化
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。