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中国でランサムウエア変種、「キルスイッチ」無効化 株式会社フィスコ 2017年5月17日
世界約100カ国地域でサイバー攻撃を引き起こしているランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の1種「WannaCry(WCry)」について、英国のサイバーセキュリティー専門家が拡散を食い止める「キルスイッチ(無効化措置)」を発見した。しかし、中国でこれを打ち消すランサムウエアの変種が見つかったという。東網が伝えた。
中国のサイバーセキュリティー当局によると、この変種ランサムウエアは、特定のドメイン名を登録しても拡散を止められない。当局は変種ウイルスの拡散速度がこれまでより上がるとみて、米マイクロソフト基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の使用者に対し、なるべく早急にアップデートを行うよう呼びかけている。また、パソコンがウイルスに感染した場合、直ちにネットから切断することも求めた。
【亜州IR】
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