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九州上陸の外国人が5年連続で最多更新、16年は3割増の372.1万人 株式会社フィスコ 2017年3月9日
九州から日本に入国した外国人の総数は、2016年に過去最多の372万1122人に膨らんだ。前年比で31.4%伸びている。5年連続で過去最多を更新。多くは韓国、中国、台湾からをはじめとするアジア域の訪問客で占められた。うち12月は34.3%増の33万7959人に達した。船舶観光上陸(クルーズ船)や格安航空会社(LCC)の利用が目立っている。国土交通省九州運輸局が7日に報告した。
なかでも船舶利用の伸びが際立つ。クルーズ船による訪日客は、前年比8割増の141万1646人(来日手段全体の37.9%)を記録した。船舶の大型化、入国規制の緩和、寄港頻度の上昇が進んでいる。韓国を経由して大型クルーズ船で入国した外国人のうち、大部分は中国人とみられる。
17年1月も好調が持続。クルーズ船を含まない入国者数は、25.6%増の27万4058人に拡大した。クルーズ船を含まない16年12月の23万4189人を超え、月次ベースの過去最多を更新。春節要因が表れたとみられる。
【亜州IR】
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