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政治から読み解く【経済と日本株】民進・原口氏 :アメリカに何が起きているのか?  株式会社フィスコ 2016年10月18日

民進・原口氏は「アメリカ大統領選挙投票日が近づく。アメリカに何が起きているのか?共和党に何が?日本でもお馴染みCSISのマイケル・グリーン氏。彼がここまで言うの異例に思える。」とツイート(10/18)

共和党政権でアジア政策を担ってきた戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン上級副所長は朝日新聞との会見で「日本がさらに駐留米軍経費を負担しなければ米軍を撤退させる、あるいは、日本の核保有は可能だとのトランプ氏の見解は危険で無責任だ。私を含む多くの共和党員が、この発言を聞いて、大統領になる判断力がないと指摘している」と批判した。

ただし、グリーン氏は「彼が勝利しても、こうした主張は現実の政策にはならないだろう。もし大統領として主張を実行すれば、株式市場が暴落し、他国の首脳から批判を浴び、米軍は効果的な運用ができず、米外交は立ちゆかなくなる。中国の台頭や北朝鮮の脅威を考えた時、米議会や国務省、国防総省、米国民の大多数は、より強固な日米関係を必要とし、同盟を弱めることを期待していない」との見解を表明している。マイケル・グリーン氏の見解が正論かどうかの問題はあるが、共和党が二分していることは間違いないとみられる。民主党もサンダース氏の支持者の多くはクリントン候補を支持していないようだ。彼等の多くはトランプ氏の支持に回る可能性があるとみられている。

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