[長野]長野市長選、荻原氏が新人の争いを制して初当選 (2021/11/1 政治山)
任期満了に伴う長野市長選(長野県)は10月31日投開票され、無所属の新人で元参院議員の荻原健司氏(51)が9万8711票(得票率53.4%)を獲得し、いずれも無所属の新人で、会社役員の土屋龍一郎氏(60)、自営業の北村篤氏(45)、元保育士の百合ゆり恵氏(58)、行政書士の中沢義明氏(76)の4人を破って初当選しました。
荻原氏は群馬県草津町出身、早稲田大学人間科学部卒。スキーノルディック複合の選手として活躍、冬季五輪団体戦では2大会連続で金メダルを獲得しました。引退後、2004年参院選に初当選、参院議員を1期務めました。任期は11月11日から4年間です。
当日有権者数は31万1397人。投票率は前回(2017年)を20.87ポイント上回る60.16%でした。
長野市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は37万7598人で、人口増減率がマイナス1.03%、平均年齢は47.46歳で全国609位、県内12位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が1657億4062万円、歳出が1636億6291万円です。