[奈良]奈良市長選 現職の仲川氏が4選、市議39人も決まる (2021/7/12 政治山)
任期満了に伴う奈良市長選(奈良県)は11日投開票され、無所属現職の仲川げん氏(45)が6万4409票(得票率43.3%)を獲得し、いずれも無所属の新人で、元奈良県議の中川崇氏(35)=維新推薦=、元市議の三橋和史氏(32)、元市議の柿本元気氏(42)、政党役員の谷川和広氏(42)=共産推薦=を退けて、4選を果たしました。
仲川氏は奈良県生まれ、立命館大学経済学部卒。帝国石油株式会社、奈良NPOセンター勤務を経て、2009年に当時全国で2番目に若い33歳で奈良市長選に初当選、4期目の任期は7月31日から4年間です。
また同日には任期満了に伴う市議選も投開票され、定数39に対し47人が立候補、現職31人、新人8人が当選しました。当選者の平均年齢は54.92歳、党派別では公明7、自民6、共産6、維新4、無所属16。任期は7月31日から4年間で、議員報酬は月額59万6000円(2018年時点、全国市議会議長会調べ)です。
当日有権者数は29万8780人。市長選の投票率は前回(2017年)を0.09ポイント下回る50.92%でした。
奈良市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は36万310人で、人口増減率がマイナス1.71%、平均年齢は47.34歳で全国594位、県内10位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が1296億3857万円、歳出が1289億1057万円です。
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