[長野・白馬村]「気候非常事態宣言」を公表 (2020/4/23 株式会社ぎょうせい)
長野県白馬村(9400人)は、「気候非常事態宣言」を公表した。
宣言文では、「地球温暖化に起因する気候変動は、本村にとっても極めて深刻な脅威であり、雄大な自然の恵みを受けてきた本村だからこそ、今こそ、村民とともに気候変動に対して行動を起こさなければなりません」と述べ、(1)「気候非常事態宣言」により、村民とともに白馬村から積極的に気候変動の危機に向き合い、他自治体の取り組む模範となる、(2)2050年における再生可能エネルギー自給率100%を目指す、(3)森林の適正な管理による温室効果ガスの排出抑制に取り組むこと等により、良質な自然循環を守る、(4)四季を肌で感じることができるライフサイクルや、四季を通じたアクティビティの価値観を、村民一人ひとりが大切にする、(5)世界水準のスノーリゾートを目指すため、白馬の良質な「パウダースノー」を守る――といった5点の活動に取り組むとしている。
(月刊「ガバナンス」2020年3月号・DATA BANK2020)
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