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女性が健やかに輝きつづける社会へ―Women’s Health Actionシンポジウム開催 (2017/2/20 政治山)

関連ワード : イベント 大塚製薬 女性 女性活躍 

女性の健康づくりに取組む団体や企業が連携し「女性の健康週間」にあたる3月1日に東京・恵比寿でWomen’s Health Actionシンポジウムを開催します。『Women’s Health Action』は女性の一生を通じて健康の重要性を考え、実践・参加できる国民的なムーブメントの醸成を目指して活動しています。

Women’s Health Actionシンポジウム

1.女性活躍推進法の施行から1年、見えてきた課題とは

 2016年4月1日に施行された「女性活躍推進法」では、事業主に対して(1)自社の女性の活躍状況の把握・課題分析、(2)行動計画の策定・届出、(3)情報公開などを行うことが定められています(事業者の規模によっては努力義務)。

 活躍状況の把握は比較的容易ですが、課題分析となると特に女性活躍の進んでいない企業や団体にとっては、一気にハードルが高くなります。何が働く女性の活躍を阻んでいるのか、その原因を明らかにして理解を深めることが、いま必要とされています。

2.男性にも知ってほしい、PMSのこと

 女性の雇用とキャリアアップを不安定にする要素として、「ホルモンケア推進プロジェクト」は女性ホルモンの影響でおこる月経前症候群(以下、PMS)と更年期症状を挙げています(2015年1月発表の調査データより)。

グラフ1・グラフ2

 PMSは生理が始まる約3~10日前に起こる、心とカラダのさまざまな不調のことで、6割の女性が自覚しています(グラフ1)。また、閉経をはさんだ前後5年の10年間に生じる更年期症状については8割の女性が自覚し、約半数は日常生活にも支障があると回答しています(グラフ2)。

グラフ3と4

 具体的にPMSのキャリアへの影響を見てみると、症状を自覚している女性のうち、仕事に対して何らかの支障を感じている女性は約7割にのぼり(グラフ3)、5人に1人はPMSを理由に仕事を辞めたり、辞めようと悩んだことがあると答えており、業務効率どころか退職意向にも影響していることが分かりました(グラフ4)。

 さらに、管理職や責任のある仕事への昇進を打診されたことがある女性のうち、PMSによって昇進を辞退したことがある人は17%、辞退しようとしたことのある女性は45.5%にのぼり、昇進に大きな影響を与えていることがうかがえます。

3.更年期障害は女性管理職増加の大きな壁か

 続いて更年期障害によるキャリアへの影響を見てみると、仕事への支障を感じている女性は約8割にのぼり、特に集中力の低下やモチベーション低下への影響が目立つ結果となりました(グラフ5)。

 さらには、更年期障害を理由に、3人に1人以上が退職意向を(グラフ6)、3人に2人以上が昇進辞退の意向を示しており(グラフ7)、PMSを大きく上回る影響をうかがうことができます。

4.男女双方の理解を深める「女性の健康週間」

 PMSや更年期症状など、女性の心とカラダを知ることは、職場以外でも大切なことです。女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごす社会を実現するためには、家庭・地域・職域・学校などを通じて、女性の健康問題を総合的に理解し、支援することが重要です。

 そこで、全国各地で「女性の健康づくり」を国民運動として展開していくための強化期間として、毎年3月1日から8日は「女性の健康週間」と定められています。この機会に男女それぞれが理解を深め、女性活躍推進を実のあるものにしていこうと様々な取り組みが予定されています。

5.健康に取り組んできた大塚製薬だからできること

 大塚製薬は、女性の健康や適切な栄養摂取に関する理解を深めてもらうことを目指し、女性の健康や美容、女性ホルモンなどについての情報提供を行っています。最近では、女性が活躍できる職場環境をさらに整えるため、専門家を招聘し、女性ホルモンの変化を軸にした女性の健康に関するセミナーを社内外において実施し、Women’s Health Actionシンポジウムに於いても実行委員として参画しています。

6.「Women’s Health Actionシンポジウム」とは?

 女性は、思春期、妊娠・出産期、更年期、老年期と生涯を通じて、ホルモンバランスが大きく変動し、また、結婚や育児などのライフステージによっても、男性とは異なり心と体に様々な変化が現れます。

 女性の健康リスクを低減させることは、人生各期における女性の自己実現と社会参加を促進し、日本全体の経済発展と活力増進を促す力となります。今、様々な場所で生涯を通じた女性の健康推進サポート強化の動きが生まれています。国や自治体、医療・教育の現場や、職場・家庭・地域など全てが一丸となって、現代日本における女性の健康推進の必要性とその課題について考えるためのシンポジウムです。

【日 時】2017年3月1日(水)受付開始13:00 開場13:30 閉演16:10
【会 場】恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」
【住 所】東京都目黒区三田1-13-2(JR恵比寿駅東口より徒歩7分)
【概 要】基調講演 パネルディスカッション
基調講演
吉村 泰典  慶應義塾大学名誉教授 内閣官房参与
総合司会
後藤 繁栄  NHK「きょうの料理」 アナウンサー
パネリスト
吉村 泰典  慶應義塾大学名誉教授 内閣官房参与
野田 聖子  衆議院議員
杉山 愛   スポーツコメンテーター 元プロテニスプレーヤー
江崎 禎英  経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課長
対馬 ルリ子 NPO法人 女性医療ネットワーク理事長
【特別協賛】大塚製薬株式会社
【協 賛】オムロン ヘルスケア株式会社、花王株式会社、ドコモ・ヘルスケア株式会社
【主 催】ウィメンズ・ヘルス・アクション シンポジウム実行委員会、読売新聞東京本社
【後 援】厚生労働省、経済産業省、(公社)日本産科婦人科学会、(公社)日本産婦人科医会、(公社)日本医師会、(公社)日本助産師会、(公社)日本女医会、(公社)日本薬剤師会、(特非)女性医療ネットワーク、(特非)女性の健康とメノポーズ協協会、(特非)日本医療政策機構HGPI、(一社)女性医学学会、(一社)日本家族計画協会、日本女性医療者連合 ※予定・申請中を含む。順不同

※本シンポジウムは定員に達したため観覧申し込みの受付を終了いたしました。ご了承ください。

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大塚製薬は、医薬品事業とニュートラシューティカルズ事業の両輪で展開し、「疾病の治癒」から「日々の健康維持・増進」まで、人々の健康に寄与してきました。女性の健康に繋がる研究や製品開発にも取り組んでおり、女性特有のリズムによる心身の変化に関しての知識の普及も行っています。