【政治家動画／青森県】
政治家tube 参院選2016 青森選挙区 山崎力氏 （2016/6/20 政治山）
＜議員メッセージ全文＞
アベノミクスは道半ば
青森県選挙区で自由民主党公認、公明党推薦で立候補する山崎力です。今回の選挙、私たち自由民主党は、アベノミクスの経済政策、経済効果はどうかということを、国民の皆さん方に判断してもらおうと思っています。
いろいろ言われていますが、アベノミクス、野党側の言うように失敗ではありません。道半ばではありますが、効果はどんどん出ています。一番分かりやすいのが、有効求人倍率。全国47都道府県ですべて1以上になりました。これは、職を選ばなければ全員が就職できる、こういう状況です。青森県でも1.06という形で、かつての倍以上の数字です。今までにない数字が出ています。企業の収益、そういったものも非常に良くなっており、大企業だけでなく、中小企業も良い業績を上げているという数字がでています。
しかし、ここで考えなければいけないことは2つあります。1つは、好況感というのが、特に地方で感じられないという、そうした声が１つあります。それから、日本全体を見てきたときに何が問題かといえば、将来に対する漠然たる不安、それをどの様に解決していくかということが、今問われているのではないのかと思っています。これが今私たち、特に地方選出の議員に問われていることだと思っています。
人口減少対策、子育て支援を
根本からいけば、少子高齢化、特に少子化、地方において若い方の数が減ってきている。高校までは地方にいたとしても、それ以降、就職とか進学で地元を離れていく。そうするとどうしても若い人が地元で数が少なくなってくる。なかなか活気というのは出てこない。少子化を何とかしなくちゃいけないということで、安倍政権は1.8という出生率の数値目標を掲げました。これは歴代政権で初めてです。
それで何ができるかといった時に、地道ですが、まずやらなければいけないことは、地方で暮らしていける安定的な職場を若い方々に提供するようにすること。そして、そこで家庭を持ってもらい、子どもを育てる時に、今までにないくらい手厚い支援策、子育て支援をすることです。これはなにも、進学だけでなくて、医療の問題もそうですし、保育所等の問題もあります。
子どもを育てることが夫婦で負担にならないようにする。そうすることが出生率を、上げていくことにつながるだろう。時間がかかりますけれど、それをやらなければならない、それがスタートの選挙だと思っています。これで成功したのはフランスです。合計特殊出生率、日本と同じくらいだったものが、今は２になっているいと聞いているので、その効果というのは期待出来ると思っています。
地方創生、青森の創生の実現を
もう一つ、地方創生。地方でいきいきと生活出来るためには何が必要か。それはやはり、地域特性に応じて、青森なら青森の特性に応じて、いいものを伸ばしていく。そうした形で、充実感をもった生活をしていくような、そんな地域作りをしていかなくてはいけない。それが自民党の言っている地方創生。私は、それが青森の創生でなければいけないと言っていますが、そのところを伸ばしていかなければいけないと思っています。
ではどうしていくか。今まででと違って、国からこれをやりなさい、そうすればよくなるからというのではなくて、地方の特色をいかして地元の人が知恵を絞った結果をお助けしていく。それが一番だと思っています。
青森県にはいろいろないいものがあります。一番有名なのは、対外的にいえば、りんごでしょう。私は台湾へのりんご輸出、父の代から携わってきまして、今非常にいい日本の代表的な輸出産物になっています。本当にお役に立てたなと思っています。その他、ホタテ、長芋等、海外に結構出ているものがあります。農産物も良い品質のものは世界でも通用する、そうしたことで、TPPに対する不安もしっかりなくしていきたい。飼料用米の転換もちゃんと補助し続けていくということも約束しています。
若者に望むこと
そして私の望みは、地方の若い人たちが暮らす中で、インターネットとか画面だけでなくて、ほんの少しでもいいので、文化の香りというものをもって、祭りでもいいので、そういったもので地域おこしをして、若い人からお年寄りまで、田舎生活もいいものだ、地方の生活もいいものだ、生きがいをもって生きていけるね、そういう地域づくりを頑張って進めていきたい。その力を青森県は持っている。その実現のために先頭に立って頑張りたいというのが、山崎力の政治家としての思いです。頑張ります。
◇ ◇ ◇
※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。
この動画は、「日本青年会議所 青森ブロック協議会」と学生団体「選挙へGO!!」が、6月10日時点で2016年7月10日投票の参議院議員選挙への立候補の意思を確認できた方に、企画への協力依頼・撮影を行いました。
◇ ◇ ◇
関連動画
- ■政治家tube（チューブ）とは
-
若者一人ひとりが選挙・政治について考えていただくためにも、この度、青森県内の各地方議員の皆様に若者に訴えたい政策や県政、市政の現状またはご自身の政策について語っていただき、その動画をインターネット上で配信する企画を立ち上げました。近年、インターネットでは「いつでも・どこでも・だれでも」が共通の情報を得られる情報媒体として利用されており、特に若者はインターネットを活用した情報収集が一般的だと考えられています。そこで、若者が政治の情報を得る手段として考えたのが「政治家tube」です。
