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低投票率の理由トップ「投票しても何も変わらない」 (2017/11/10 政治山)

 先の衆議院議員選挙は、投票日に広い地域で台風21号の影響を受けたこともあり、戦後2番目に低い投票率(53.68%)に終わりました。政治山では「低投票率の主な原因は何だと思いますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 その結果、「何も変わらないと思っているから」28.2%がもっとも多く、「政治に無関心な人が多いから」26.5%、「投票したい選択肢がないから」20.6%、「選挙制度が時代にあっていないから」16.5%と続きました。「家事や仕事で忙しいから」という理由は1.8%と最も低く、有権者の政治に対する意識が影響しているとの意見が半数を超える結果となりました。

 2016年6月に選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、中学・高校で主権者教育が盛んに行われるようになりました。18歳の投票率が、20代、30代の投票率を上回る自治体もあります。新有権者に限らず、まちのことや日本の将来、さまざまな政策がわたしたちの生活に与える影響を考える機会が必要なのかもしれません。

政治山クリックリサーチ(2017年11月1日~7日実施)

回答数:170
調査期間:2017年10月31日~2017年11月7日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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