[東京・北区]【働く女性の注目記事】たき火も木登りもOK! 自由でワイルドな遊び場「プレーパーク」の魅力 (2017/3/1 菅田亮子)
この記事は「北区ニュース 平成29年2月20日号『プレーパークで遊育!「春だよ!一緒にお外で遊ぼー♪』」を紹介し、コメントしたものです。
先日、住んでいる市内の「冒険あそび場」なる場所へ2人の子どもと行ってきました。「子どもが時間を忘れて思い切り遊べる場所を」と、地域住民と市が協働で開いている遊び場です。
一般的な公園と何が違うのかというと、「木登り」「たき火」「手づくり遊具」「泥んこ」「工作」が全部あるところ。一言でいえば「ワイルド」な場所です。手づくりの幅広すべり台は両脇に柵がなく、2段しかないステップをよじ登る上級者向け仕様。縦半分に切ったドラム缶に火が起こしてあって、持ち寄ったお餅やパンを焼くこともできるし、のこぎりや釘、木切れを使って工作するのも自由です。木の上から下界を眺めている常連らしい子どももいて、どの子も泥だらけ。もちろん我が子も。
こうした遊び場は「プレーパーク」と呼ばれ、最近メディアでもよく取り上げられています。安全上の理由から火の使用やボール遊びを禁止する公園が多い一方で、このように子どもが好きなことをして自由に遊べる場所もまた増えているのです。危ないからと取り上げるのは簡単ですが、子どもが実際にやってみて火の熱さや刃物の危険を知ることに意味があると、こちらを運営するNPOの方はおっしゃいます。確かにその通り。何事も経験ですよね。
しかし、「言うは易し」で、初めて連れて行った私は内心ハラハラしました。たき火なんて初めての我が子たち。怖がり過ぎるのも、怖さを知らないがゆえの不注意も心配です。遊具から落ちないか、のこぎりで手を切らないかも気になります。しかし子どもはたくましいもので、たき火に木材をくべ、何でもない棒切れで色々な遊びをし、すべり台の上から松ぼっくりを転がし、全身を泥だらけにしてはしゃいでいました。私が見ていないところで転んだりもしたようです。
調べてみたところ「プレーパーク」は北海道から沖縄まで全国に数百か所もありました。東京都北区の「きたくプレーパーク」もその一つです。こちらは常設ではないので、広報紙で開催予定日と場所をお知らせしています。お近くの方はぜひ着替え持参で行かれることをおすすめします!