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[埼玉・所沢市]【働く女性の注目記事】積極的な人とのかかわりで高齢化社会を楽しく幸せな「幸」齢化社会へ!! (2017/2/9 野口由佳)

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この記事は「広報ところざわ 平成29年2月号『目指せ!”幸”齢化(こうれいか)6』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

「人生100年時代」という言葉をご存知ですか? 日本の平均寿命は、女性が87.05歳、男性が80.79歳(平成27年、厚生労働省調査)。100歳以上の高齢者は6万人を超え、46年連続で増加しています。医療の発達により、今後ますます平均寿命は延びてくるものと考えられ「人生100年時代」と言われるようになりました。仕事をしている方は、60歳~65歳で定年を迎えた後、老後の生活が約40年もあるということです! 働いてきた年数とほぼ同じだけの老後があるとしたら……。より元気に、楽しい老後生活を送りたいですよね。

ところで、私の祖父は85歳ですが、とても元気です。今でも競輪選手のようなタイヤの細い自転車に乗って、友人と湖を一周する大会に出たりしています。老人会などにも積極的に参加し、近所付き合いも楽しんでいるようです。

また、NHKのクローズアップ現代で、長寿で話題になった双子姉妹・蟹江ぎんさんの4人の娘さん(平均年齢93歳)に対する面白い研究が特集されました。4人は毎日のように集まってはたわいもない雑談を4時間もするのだそうです。研究の結果、この雑談によって4人の脳の血流が格段にアップしていることや、70代以降に多いうつ傾向が4人にはほとんど見られないことが分かりました。

私の祖父やぎんさんの4人娘に共通しているのは、積極的に人とのかかわりの場を持っていること。これには、記憶力の強化や認知症の予防といった効果があるのだそうです。

長い老後生活が待っているこの時代、私たちもまだまだ先の事と思わず、きちんと老後の事を考えていきたいですね。そして、身近にいる高齢者の方々がこうした積極的なかかわりを持てるよう、できることがあればお手伝いしてあげたいものです。

提供:マイ広報紙

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