[新潟市]マイ広報紙「地域版」はじまる (2016/9/2 本田正美)
この記事は「市報にいがた 平成28年8月28日 2583号『市報と区役所だより 2つのウェブ配信始まる』」を紹介し、コメントしたものです。
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毎週、私の出張報告ばかりですが、今週は情報処理学会電子化知的財産社会基盤研究会の研究発表会に参加するために、新潟市を訪れます。そこで、新潟市の広報紙を早速確認すると、新潟市もマイ広報紙に最近登録されるようになった自治体でした。
そんなことが分かったのも、そういう記事が広報紙に掲載されていたからです。
その記事が「市報と区役所だより 2つのウェブ配信始まる」です。
記事には、「8月21日号から、アプリ「i(アイ)広報紙」とウェブサイト「マイ広報紙」でも読めるようになりました。」とあります。この記事が掲載されているのは8月28日号ですが、その前の21日号から、マイ広報紙に新潟市の広報紙が登録されるようになったのです。
200を超える自治体の広報紙がマイ広報紙に登録されていますが、こうして登録したことを記事にするという例も見られるようになってきました。マイ広報紙も、それだけ市民権を得るようになってきたということだと思いますが、さらに新たな取り組みも始まっています。
それがマイ広報紙「地域版」です。
地域版は、自治体独自のサイトを設置するというものです。東京都や茨城県などのマイ広報紙「地域版」が先行して稼働しています。
私が訪れる自治体もマイ広報紙登録自治体も順調に増加し、さらに新しい取り組みまで始まった今日この頃です。
- [著者]島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教、東京大学大学院情報学環交流研究員 本田正美
- [参考]市報にいがた 平成28年8月28日 2583号