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[佐賀・佐賀市]【働く女性の注目記事】これも少子化対策! 子どもを諦める前に決断したい不妊治療 (2016/3/24 森山まなみ)

この記事は「市報さが 平成28年3月15日号『不妊治療助成金』」を紹介し、コメントしたものです。

◇        ◇

不妊治療に関しては賛否両論ありますが、当事者以外がどうこう言う問題ではないと個人的には思うので、倫理的・感情的な話はここではさておき。
夫婦やカップルで子どもが欲しいと思うのは自然なことです。しかし、残念ながらできない人もいます。経済的な問題で先延ばしにして、難しくなってしまった人もいるでしょう。高齢出産が当たり前になった時代とはいえ、やはり年齢が上がれば上がるほど妊娠も出産も厳しくなるのが現実です。
「自分は違う。大丈夫」と思いたい気持ちは分かりますが、現実はシビアです。
不妊治療は早く始めるにこしたことはないそうです。但し、不妊治療には健康保険が適用されません。しかも、費用は安くありません。経済的に大きな負担になることで、不妊治療を諦める人もいるでしょう。
そんな人たちにこそ、ぜひ不妊治療費の助成金のことを知ってほしいと思います。少子化問題が騒がれている昨今、不妊治療助成を行う自治体は増えてきています。
助成金は不妊治療費の全額とはいきませんが、高額な治療に踏み切る際の後押しとなるでしょう。

昔は、「子どもを授からないのは女性のせい」と言われてきました。子どもができないから離縁されたという話もよくあったそうですね。しかし、不妊症の原因は女性だけに限ったものではありません。WHO(世界保健機関)による不妊症原因の統計調査では、男性側が原因とされるケースが約2組に1組もあるとか。また、一概に体質の問題とも言えず、現代の不妊の原因は単純なものではないそうです。検査も治療も男女共に受け、協力し合うことが大切なのでしょう。

肝心の不妊治療ですが、治療を進めて行けばいくほど、女性側の疲労が進んで行く気がします。身体的にも精神的にも負担が多いのは女性です。パートナーの男性は、しっかり支えてあげて欲しいと思います。少子化どうこうと言われていますが、まずは自分たちの気持ちを第一にしてくださいね。

提供:マイ広報紙

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