[東京・八王子市]【働く女性の注目記事】地域の助け合いで都心でも雪に負けない街に! (2016/1/28 秋山ゆうこ)
この記事は「広報はちおうじ 平成28年1月15日号『降雪時の除雪対応』」を紹介し、コメントしたものです。
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今回とりあげる記事は、私が住む街でもある東京都八王子市の広報誌から『降雪時の除雪対応』についてです。
今年の冬は暖冬と言われ、関東では例年にないほど暖かいお正月を迎えました。厚手のダウンコートの出番も少なく油断していましたが、1月の成人式を過ぎるとやはり厳しい寒さがやってきました。1月18日の降雪で東京の交通機関が大混乱してしまったことは記憶に新しいです。毎年のことにもかかわらず雪に対する都市の弱さや甘さを痛感する一日でした。
八王子市は東京都内でも雪が多いことで注目される街です。市では、一定の降雪があると主要な車道に除雪車がきてくれます。冬タイヤに変えていない車が多いので車道だけでも乾いてくると安心できます。
しかし、人力でがんばらなければならないのが自宅前や通学路など歩道の雪かきです。都会育ちの面々で雪かきをするとやみくもに雪を積み上げることも多く、記事にあるように消火栓などに気がつかず雪で埋めてしまうこともあります。また、解けるのが早いにもかかわらず雪解け水が流れる排水溝への水路を確保していなくて、道路がべちょべちょになってしまった経験もあります。メディアは雪のトラブルばかり報道しますが、雪国ならではの知恵や必要な情報をもっと取り上げて欲しいものです。
慣れない雪かきですが良い点もありました。普段は顔を合わせることが少ない隣近所の人たちと雪かきを通して会話がはずみちょっとした達成感が共有できたことです。お互いに協力しあえる地域コミュニティを感じることができた時間になりました。