[東京・豊島区]忙しいパパも 子ども好きなパパも… 広報紙の育児情報をチェックしよう! (2015/11/16 あんびるえつこ)
この記事は「広報としま 平成27年11月11日号『スマイルカードをお持ちのかたへ「パパの応援講座」』 『パパ・ママ準備教室〔予約制〕』」を紹介し、コメントしたものです。
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先日、小さい子どもを持つママとお話しした時、「そういえば広報紙を見るようになったのって、子どもができてからじゃない?」という話題で盛り上がりました。ネットでいろいろな情報が手に入る今でも、自分が住んでいる町の情報をピンポイントで得るのは難しいもの。例えば、母親学級はいつどこで行われているのだろうとか、うちのエリアはどこの保健所で健診を受けさせたらいいのだろうとか…。
そういえば昔、広報紙で知った子育てサークルに行ったら、そこであるママと意気投合、すぐ翌日に近くの公園で会う約束をしたな、と懐かしく思いだしました。それから公園で一緒に遊ぶようになり、結局、彼女の子どもと私の息子は、同じ幼稚園に行き、そして同じ小学校で学ぶことに。子どもが高校生になった今も、彼女とはたまに喫茶店で子どもの愚痴を言い合う仲です。
子育ては地域密着型。やはり広報紙は、子どもが小さいうちは必須だよね!ということになったのですが、考えてみたら私の夫が広報紙を見ている姿は、子育て期間中を通してなかったような気がするのです。健診に連れていくことも、子育てセンターに連れて行くことも…なかったのですから。
ところが、豊島区の情報欄にはしっかりと「パパの応援講座」が告知されているじゃないですか。講座内容は子どもとの遊び方の紹介やお父さん同士の交流会…とのこと。パパ友ができそうな内容です。「パパ・ママ準備教室」というものまであって、生まれる前からパパも子育てを意識してもらおうということなのでしょうか。そういえば、「夫が子どもとどうかかわっていいかわからないようだ」と私が嘆いていたら、先輩ママに言われました。「当り前じゃない! 私たちはおなかの中に子どもができた時からママだけれど、パパは子どもが生まれてから。1年のキャリアの差があるのだから!」。ああ、「パパ・ママ準備講座」に行っていたら、夫婦間のキャリアの差を埋められたかも!?
というわけで、イクメンパパになってもらうためには、夫婦で広報紙チェックが正解なのかもしれません。
ところで「パパの応援講座」の参加条件に「スマイルカードをお持ちのかたへ」という謎の一文があったのですが。豊島区は、子どもが生まれると「応援ふくろう」というプレゼントを渡しているのだとか。その中に一時保育2時間無料券や子育て講座などのご案内が載っている「スマイルカード」が入っているのだそうです。パパとママに優しい区なのですね。
- [筆者]「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事 あんびるえつこ
- [参考]広報としま 平成27年11月11日号