JapanTaxiと日本交通、都内5区の迎車料金無料に 国交省の実証実験に参加 （2018/9/30 Traicy）
日本交通とJapanTaxiは、国土交通省が実施する「変動迎車料金」実証実験に参加し、「JapanTaxi」アプリによる配車で、迎車料金を無料とする「お迎え0円キャンペーン」を10月3日より実施する。
「変動迎車料金」は、需要が高く空車が少ない時間帯と、需要が低く空車が多い時間帯で変動させ、都内のタクシー車両の需給バランスを整えることを目指すもの。現在は一律410円を徴収している。
東京都内を走る、日本交通の4,500台の車両は、平日ピークタイムの午前8時台は1時間あたりの平均空車時間が13.1分である一方で、ピークを過ぎた後の午前11時台は18.1分、午後4時台は21.2分と、1台あたり約20分もの空車時間を記録していることから、午前11時から午後5時までを閑散期と仮定し、配車注文や配車率の高い港区・渋谷区・新宿区・中央区・千代田区で、水曜と日曜に無料とする。
対象となるのは、「JapanTaxi」アプリで対象エリア・日時にタクシー会社を日本交通、決済方法をネット決済として、「今すぐ呼ぶ」を利用した場合となる。期間は第1弾は10月3日から31日まで、第2弾は11月3日から28日まで。クーポンとの併用はできない。
- 関連記事
- 白タク規制が新たな交通ニーズの妨げに？
- 鳥取県のUDタクシー整備事業が大臣表彰、バリアフリー化推進に貢献
- 国土交通省、ドライブレコーダー映像の適切な管理求める 業界3団体に通知
- タクシーもフライトも。データ駆動型のオートメーション社会では「定額課金」が基本となる
- 中国より遅れる日本のスマホ決済事情。背景は？今後どうなる？
