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仕事のモチベーションが、“好き”から“自分のできることを増やす”にシフト (2017/4/12 LiBzWorkStyle

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新谷絵梨佳さん 20代 プランナー・広報
株式会社PrmaCeed(プレマシード)

Webサービスの会社で、プランナー、広報、人事などの仕事で活躍する新谷さん。仕事をしていく中で、人との出会いや、新しい自分を発見できたことで、自分の仕事観が変化したと語ってくれました。そこで、新谷さんの仕事観を変えた経験や、上手に仕事に向き合うためのメリハリの付け方に迫りました。

新谷絵梨佳さん

人との出会い、新しい自分との出会いで仕事観が変化

新谷さんは、洋服が好きという理由から、新卒でアパレル業界に就職し販売員をしていました。その後、自分のキャリアに悩んでいる最中に結婚が決まり、旦那さんが東京に転勤することに。その時点では、自分のキャリアについては何も考えていなかったので、「この先が不安……」ということはなかったとのこと。その当時は、漠然と専業主婦になる選択肢を考えていたそうです。

そんな新谷さんに、2回のターニングポイントが訪れます。

1回のターニングポイントは、2社目のソーシャルゲーム会社で、プランナーとして仕事をしていた時のこと。「優秀な人が多く働いていた職場だったこと、そして出産後に復帰している女性が多かったことが刺激になりました」と入社された環境に感化されたと新谷さん。また、この会社では、優秀な成績を収めた人に賞を送る文化があり、そこで表彰されていた時短勤務のママさんが、キラキラした表情で表彰されていことから、限られた時間の中で成果を上げながら活躍しているワーママの姿に感銘を受けたそうです。新谷さんはそれを機に、憧れを強く抱き「働き続けるのもいいな」と、新谷さんの仕事観が変わりました。

2回目のターニングポイントは、現在務めている会社で、初めて営業を経験した時のこと。ベンチャー企業で仕事が多岐に渡るため、新谷さんも未経験でありましたが営業職も経験することになったそうです。「今までやってきた職種じゃないこともあり、最初はすごく抵抗があったんですが、いざやってみると、予想以上に楽しくて、やりがいを持って仕事に取り組むことができたんです!」とご自身の中でも意外な自分を発見できた出来事になられました。

今まで自分の苦手なことやできないことを避けていたそうですが、“苦手なことができるようになることが、楽しくやりがいに繋がる”ということにそのことがきっかけで気づいたそう。そして、その経験から、仕事のスタンスが少しずつ変わっていったと言います。「今は、仕事を通して自分自身が成長していくことや変わっていくことがモチベーションになっていますし、苦手なことや、やったことのないことにチャレンジしてみたいと思えるようになりました」と、心境の変化を語っています。

自分が指揮をとって新規事業を推進していくのが今後の目標

現在の会社では、新規事業の立ち上げが行われていたりするため、個人の業績が上がるにつれ、さまざまな仕事やポジションにチャレンジをさせてもらえる環境だそう。「今後はプロジェクトマネージャーとして、新規事業を推進できる人間になりたい! そして、いつか多くの協力会社との付き合いが増えていく中で、自分が指揮をとりながら1つの事業を成し遂げたい」と目標を語ってくれました。

そんな目標を掲げている新谷さんは、キャリアアップのために、日ごろ意識的に“プロに直接話を聞くこと”を行っているそうです。現在、新谷さんはプランナー・広報・採用業務などさまざまな業務に携わっているため、その仕事で、知識のインプット量を常に増やすよう心がけていると話しています。

以前までは、漠然と専業主婦になろうかと考えていたように、あまり明確なキャリアプランは考えていなかったですが、今では具体的なキャリアプランを意識的に考えるようになったそう。「“こうなっていたい!”という目標を持っていれば、未来から逆算をしてキャリアを築くことができるので、より一層毎日が充実するのではないかなと思います」と笑顔で話してくれた新谷さん。将来の目標を、毎日の仕事のモチベーションにしているみたいです。

仕事に上手に向き合うためには、メリハリが大切

新谷さんは現在、仕事とプライベートの比重は、仕事の方が大きいそうです。「日々新しいことを経験できる分、覚えることが多いですが、インプットの時期」だと話されていました。

ただその中でも、「プライベートの時間も大切にしている」とのこと。様々な部署の業務を行っているため、タスク表を作って業務に優先順位をつけて、仕事とプライベートのメリハリをつけているそうです。

基本的に、仕事が終わってからの夜の時間帯は、あまり仕事について考えないようにしているという新谷さんは、メリハリをつけるために、ヨガで運動もするようにしています。また、睡眠も大切にしていて、その日1日元気に過ごせるように、6時間睡眠を心掛けているそうです。このように自分のリズムを知ることができたのは、仕事とプライベートをうまく調整できるようになったからだと話しています。

提供:LiBzWorkStyle

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